型枠大工の仕事内容とは?工事の流れについて紹介

2025.05.09

さいたま市にて型枠工事を承っております、株式会社関口工務店です。

街で見かけるショッピングモールや学校、マンションなどの建物は、鉄筋コンクリート造です。
鉄筋コンクリート造の建物は、さまざまな職人の手によって建てられますが、なかでもコンクリートを流して構造をつくる型枠大工は、重要な立ち位置の職人といえます。
鉄筋コンクリートの建物は減るどころか、これからも必要とされるもの。
型枠大工の仕事はなくならないでしょう。

今回は型枠大工の仕事内容として、型枠工事のおおまかな流れについてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ 型枠工事とは?

型枠工事とは、主に鉄筋の周囲に型枠という木板や鋼板を固定し、コンクリートをその中に流し込んで固める工事です。
ビルなどの建物以外に、トンネルや橋、地下鉄などのコンクリートを使用する場所であれば、こちらでも型枠工事が行われます。
コンクリート造の建物には、壁だけでなく床(スラブ)・柱・梁が含まれるため、さまざまな形状の型枠が必要になります。
これらの型枠の作成と工事現場での設置、コンクリートの打設が、型枠大工のおおまかな仕事内容です。

■ 型枠工事の流れ

型枠工事は、このような流れで行われます。

1.ひろい出し

建物の施工図から、柱・壁・梁・床スラブの形状・寸法・数などを確認し、必要な型枠をつくるための加工図を作成します。

2.原寸

複雑な形状の部分や階段・勾配などを、実際の大きさでベニヤ板の上に作図します。

3.型枠材の加工

加工図を元に、材料を工場などで切断・組立てを行い、型枠の元をつくります。

4.墨出し

現場に移り、型枠の設置する場所を施工図で確認しながら、床に線などの印を入れます。

5.たて込み

あらかじめつくっておいた型枠を、印を入れた部分に合わせて建てていく作業です。一度コンクリートを流すと修正が効かないため、慎重に行われます。

6.コンクリート打設

コンクリートを型枠の中に流し込みます。
空気が入り込まないよう、バイブレーターという機器で振動を加えながら、まんべんなく生き渡らせます。

7.型枠の解体

1週間後にコンクリートが固まったか確認できたら、型枠を外します。

■ 型枠大工の仕事は難しい?

型枠大工の仕事はミリ単位での細かな調整や、型枠や鉄パイプの運搬などの力仕事が多く、最初のうちは難しいと感じるかもしれません。
一人前になるには、加工や墨出しといった細かな作業から、たて込みなどの一連の業務をこなせるようにならないと厳しいといえます。
しかし、型枠工事はいずれも大きな建物や構造物を手掛けるため、形として残るほか、成果物としてほかの人に自慢できます。
都市部の再開発も進んでおり、今後も型枠大工は求められる存在です。
十分な技術があれば稼ぎも増えるため、食うに困らない仕事といえるでしょう。

■ 株式会社関口工務店では、型枠大工を募集中!

株式会社関口工務店は、さいたま市にある型枠専門の工務店です。
当社では現在、型枠大工・型枠解体工を正社員で募集しております。
埼玉県をメインに東京都・千葉県に出向いておりますので、お近くにお住まいなら通いやすいのが強み。
出張や単身赴任などはございません。

また、荷揚げのお仕事も募集中!
日給は12,000円~17,000円と高単価です。

気になりましたら求人情報をご覧いただき、メールフォームよりご応募くださいませ。
ご連絡お待ちしております。

求人情報>>
ご応募はこちら>>

■ まとめ

型枠大工の仕事とは、建物の施工図から型枠を作成し、工事現場でたて込んでコンクリートを流して、コンクリートの構造体をつくることです。
精密さや体力を求められますが、ダイナミックな工事に携われるため、やりがいのある仕事といえます。

PAGE
TOP